2012年7月18日水曜日

貧困層=肥満の傾向 ホームレスの3人に1人が肥満

ホームレスの3人に1人が肥満、太っていても栄養不足 米
(CNN) 米国内のホームレスのうち、3人に1人近くが「肥満」に該当するとの研究結果がこのほど報告された。ホームレスという言葉から連想するやせ細った姿とは程遠い数字になった。
 
都市衛生の専門誌JUHに掲載された研究をまとめたポール・モンゴメリー氏は、「肥満の問題は最も貧しい層で最も深刻になっている」と指摘する。
 
モンゴメリー氏によれば、肥満と栄養不良は同時に起きることがある。人間の体は飢餓状態が続くと、カロリーをできるだけ効率良く、脂肪の形でため込もうとする。路上生活によるストレスや睡眠不足も、肥満の要因となる。また、健康的な食べ物を選ぶ余裕がないため、保存料や塩分、脂肪、糖分などの多い不健康な食生活を続けるケースが多い。たとえ新鮮な野菜が手に入ったとしても、保存したり調理したりする手段がない。結果として「飢餓と肥満のパラドックス」と呼ばれる問題が生じると、同氏らは分析している。
 
マサチューセッツ州ボストンのホームレス支援事業で診察を受けた成人5632人を対象に、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)を調べたところ、32.3%がBMI30を超えて肥満と判定され、同25を超える「太り過ぎ」と合わせて3人に2人の割合に達した。
 
40以上の「重度の肥満」に該当する人は5.6%、25以下の「正常」は32.6%だった。「低体重」の判定は1.6%にとどまった。男女別にみると、肥満の割合は女性が42.8%と、男性の29.7%を大幅に上回っていた。
 
http://www.cnn.co.jp/fringe/30006751.html

2012年7月15日日曜日

ファラフェルガーデン 京都店

ファラフェルガーデン 京都店
 
外国の方が とても多くいらっしゃっていました
 
平日の19時前に入店しました
先客は1Fに5名
2Fにも人の気配がしました
 
ひよこ豆をボールにしてフライしたものが
ピタパンに野菜とともにサンドされたファラフェル
と 豆乳のプリン
 
を注文しました
ファラフェルにはゴマのソースが良く合っていて
しかも ほのかにガーリックの風味もあり
量も多くて なかなかに美味しかったです
 
豆乳プリンもまた 量が多かったし
爽やかな甘さも楽しめ
たっぷりとデザートを味わえて嬉しかったです
 
入店して暫くすると お客さんが入れ換わり
気付くと 外国の方々ばかりになっていました
どうやら外国の人々に人気のあるお店の様です
 
店名 ファラフェルガーデン 京都店 (Falafel Garden)
ジャンル
西アジア料理(その他)、カフェ
TEL
075-712-1856
※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えください。
住所
京都府京都市左京区田中下柳町3-16
交通手段
叡山電鉄出町柳駅
京阪出町柳駅
出町柳駅から104m
営業時間
11:30~21:30(L.O.21:00)
ランチ営業、日曜営業
定休日
無休
平均利用金額
[夜] ¥1,000~¥1,999 | [昼] ¥1,000~¥1,999
最も多くの方が実際に使った金額です。 予算分布を見る
個室
禁煙・喫煙
分煙
料理
野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり
ロケーション
隠れ家レストラン、一軒家レストラン
空間・設備
オシャレな空間、落ち着いた空間
ホームページ
http://www.falafelgarden.com/  
 

2012年7月11日水曜日

中近東のコロッケ「ファラフェル」

ひよこ豆を使った中近東のコロッケ「ファラフェル」。
ほくほくした食感と香辛料が相まって
かつて食べたことのない面白い味になっています。
 
乾燥ひよこ豆を「おから」状にして作るものなので
もしかして「おから」で作っても美味しいかも知れません。
またチャレンジしてみます。
 
全粒粉ピタのレシピは後日アップ予定!
そのままより「ピタ」に挟んだ方が好評でした。
★東京の豆問屋「スター食糧」様よりレシピ転載のお申し出をいただきました。
「豆の豆知識」や「手作り味噌通販」など豆のことならおまかせ!
 簡単で美味しく、しかも健康的な豆生活を楽しみたいものです。
 
16個分
乾燥ひよこ豆
タマネギ
ニンニク
クミンシード
刻みパセリ
レモン
揚げ油 200g
1/4
1片
小さじ1/2
少々
大さじ1
小さじ1
適宜 *香辛料はお好みでターメリック・コリアンダー・ゴマなどを入れてもいいかも。
 
 
ひよこ豆は水洗いし、たっぷりの水に1晩(8時間以上)浸す。
1の水を含んだひよこ豆をザルに開け水気を切り、フードプロセッサーにかけ「おから」状
 
にする。
*かなり細かく砕かないと成形できないので注意。
タマネギ・ニンニク・パセリをみじん切りにする。
2のひよこ豆をボウルに入れ、3とその他の材料をすべて加えよく混ぜる。
混ざったら、ボウルの底にしっかりと押しつけラップをして約1時間寝かせる。
4を16等分し、ひとつ分ずつをギュッと握ってから丸める。
*手のひらの丸みを使って丸める。しっかり丸めないと揚げたときバラバラになってしまうので注意
 
5を180度の油で2度揚げして出来上がり。
(2度揚げ:4~5分揚げて一旦引き上げる→しばらく置く→再びきつね色になるまで揚げる)ont>
 
 
 
全粒粉ピタパンに
半分に切ったファラフェル
トマト・キュウリを挟みました。
 

2012年2月3日金曜日

電力会社をチェンジさせてくれない???

電力会社をチェンジさせてくれない???
   
詐欺師、居直り強盗、金食い虫、環境破壊、ヒトGOROし。

PPS(特定規模電気事業者)の裾野を広げてチェンジをお願いします!

 東京電力を除く全国電力9社の2011年4月から12月期の連結決算が出ました。マスコミ各社は「燃料費が増えたことが原因で赤字」という論調で、原発が停まっていることが料金値上げの原因であるかのごとく報道していますが、「原発が無い」沖縄電力が黒字ですから、まずは火力発電所の燃料費高騰が原因ではないことは明らかです。

 一方、西部ガス、大阪ガス、東京ガスはガス料金の値下げをします。海外報道では米国でも天然ガスが安くなっていることを報じていますし、ガス火力発電所のコストはこの間安くなっていることも衆知の事実です。

 東京電力が17%の値上げを表明した自由化部門では新規参入した事業者は東京電力よりも安価に電力を供給していますから、原発を持っている事業者だけが値上げすることになります。要するに原発に掛かったコストの分、また大企業の非効率性の為に、発電原価が高いのです。更に、稼働するか否かの議論をしている最中に、また原発にコストを掛けて定期検査(余計な被曝も増えます)や(場当たり的な)地震対策をして余計なコストを上乗せしています。

 自由化された部門では、原発を使わない電力事業者から電気を買う企業が今後増え続けるでしょう。自治体からもPPS(特定規模電気事業者)からの電力購入表明が増えています。電力会社は大口需要家は個別契約となりますのでおそらく大口契約者は安くすることで経済界からの批判をかわそうとするでしょう。自由化部門に続いて一般家庭の電力料金値上げも狙ってくるでしょう。
東電の失策の為のコストは、まず東電経営者、出資者が責任を取らなければなりません。火力発電所を別会社に売却すればその会社は低価格の電力を提供できるでしょう。東電を清算すれば、株主・出資者が損をする分、国民負担を減らすことができます。

 電力会社は勝手な投資をし、電力料金を値上げし「原発を動かさないと今までの投資がムダになる」と脅しているのです。

東電電気料金値上げ案に疑問・批判が続々

東電電気料金値上げ案に疑問・批判が続々
   
東電の電気料の大幅アップ(=企業17%、一般家庭10%前後)で、東電は1兆円増収を見込む)に対して、各方面で疑問、批判の声が高まっている。いくつかを紹介します。

 原子力損害賠償支援機構 ─ 我々を無視しておいて、こんな値上げを許すわけにはいかない
 東京都 ─ 燃料費の詳細がない、経費削減もっとできる。

毎日新聞記事
経営合理化が不十分、都が東電値上げに異議
  東京電力が4月から企業向け電気料金を平均で約17%値上げすると発表したことを受け、東電株の2.7%を保有(昨年3月末現在)する大株主である東京都は26日、東電、原子力損害賠償支援機構、経済産業相の3者に対し、さらなる経営合理化などを求める緊急要望書を出した。
 要望書は「値上げの根拠である燃料費などの負担増分6800億円の詳細や賠償スキームと合わせた経営合理化の具体的内容が示されていない」と指摘。
 「都は大口需要家、都市経営に責任を持つ行政主体、主要株主としてあらゆる機会を捉え行動していく」としている。


支援機構「無視 許せぬ」、
東電「事業者の権利」
 
「我々を無視しておいて、こんな値上げを許すわけにはいかない」。東京電力が企業向け電気料金平均17%値上げを発表してから1週間後の今月24日、政府の原子力損害賠償支援機構が入居する東京・虎ノ門のビル。機構側が急きょ呼び出した常務クラスら東電幹部6人を前に、運営委員4人が怒りをぶちまけた。
 
委員らは料金値上げを発表当日の17日に知ったという。出席者によると、「不意打ち値上げ」と憤る委員らが「平均17%」の根拠を求めると、東電側は08年の料金原価の数字をもとに説明。委員らは「なぜ古い数字を使ったのか。これまでの合理化策が含まれていない」と詰め寄ったが、東電幹部は沈黙するだけだったという。
 現行の企業向け料金は、90年代後半からの電力自由化を受け、東電が顧客と個別交渉で決める仕組みとなったが、同じ地域で大規模な発電をできる電会社はなく「東電の言い値で決まる」(機構幹部)のが実態。政府の有識者会議で料金体系の抜本見直しが進むが、結論は出ていない。
 
「値上げありき」の東電の姿勢には「東電は殿様商売でいばっている」
(猪瀬直樹・東京都副知事)
「値上げの算定根拠や合理化目標を説明すべきだ」
(経済同友会の長谷川閑史代表幹事)
など不満は強いが、
東電の西沢俊夫社長は
「(値上げは)事業者の権利だ」と言い切る。


 政府は1兆円規模の公的資本注入で実質国有化し、経営権を掌握して「東電解体・電力自由化」を狙う。東電の強硬姿勢は、これを阻み、主導権を維持して経営再建にこぎつけたい東電側の生き残り策でもある。

2012年2月2日木曜日

経産省前テント村に撤去命令

経産省前テント村に撤去命令
  
再稼働やめて 訴え続ける
脱原発市民団体憤り

            (東京新聞1月26日「こちら特報部」より抜粋)

 経済産業省の敷地の片隅に脱原発を訴える市民団体のテント村がある。設置から約四ヶ月が過ぎた今月二十四日になって、枝野幸男経産相が退去と撤退を求めた。市民団体側は「絶対にどかない。国は狭量な態度な態度を取るな」と憤る。同省は防火上の理由を挙げるが、無理がある。突然の退去命令の裏には何があるのか。

 二十五日朝、活動を支える一人の渕上太郎さんは(六九)はテント内で使い捨てカイロを足に貼っていた。両足に五枚ずつ。「寒いのは大嫌いだけど、まあしゃあない」。上着を五枚重ね着し、マフラーを巻いても寒い。「政府が『原発の再稼働をしない』との明言をしたら、ただちにテントを退去するよ」。渕上さんだって、早く終わらせたい。
 枝野経産相は二十四日の会見で、撤去の理由を「火気の使用など危険行為は放置できない」ことを挙げた。ガソリン式発電機でぼや騒ぎがあったことを指しているが、問題が発生したのは昨年十二月三十日。既に一ヶ月以上たっている。
 
テント村は経産省を取り囲んだ「人間の鎖」をきっかけに昨年九月十一日に始まった。「九月十九日に明治公園で五万人集会が計画されていたので、十日ほど張る予定だった」が、「脱原発」を訴える人が寄り合う場として勝手に“成長”していったとう。

 ◇命にかかわるから抗議
  4ヶ月で延べ1万5000人訪問
  「よりどころ追い出さないで」
  ぼや騒ぎ 国は世論見極め排除?

 昨年十月末には福島県の母親ら約百人が三日間の座り込みを行った。テントが増設され、原発に反対する人の署名が増えていった。約四ヶ月間で、延べ一万五千人がテントを訪れた。「デモは参加しにくいけれど、テントはで座り込みならという人もいる。中学生からお年寄りまで集まれるのがテントの良い所だ」と渕上さん。
 「国は、私たちを追い出すなんてちっちゃいことにはエネルギーを使っている場合じゃないでしょう」と憤るのは、テント前で座り込みを続ける椎名千恵子さん(六五)だ。「原発いらない福島の女たち」の世話人で、十二月一日からは妊娠期間にちなんだ「とつきとうか(十ヶ月と十日間)もの長期間の座り込みを始めている。
 遠くから心配する人も多い。中国電力の上関原発建設に反対し、昨年九月、経産省前で仲間と十日間のハンストを決行した山口県上関町の岡本直也さん(二〇)は祖父母ほどの世代の人々を思いやり応援する。「ハンストもテント村も違法行為と言うけれど、僕の感覚からしたら、危ないものを『安全』だと言い張って、たくさんの人を被ばくさせ、土地を奪った人たちの方が犯罪的なことをしていると思う。命にかかわるからこうぎしている。その声を聞いてほしい」

2012年1月31日火曜日

IAEAの再稼働「やらせ」来日にNO!

.1月26日 IAEAの再稼働「やらせ」来日にNO!緊急アクション
                  
1 日本政府の原発再稼働に手を貸さないで

 3.11福島原発事故が発生して以来、日本政府の対応は日本に住む人々のみならず世界の人々に怒りと落胆を与えるものでした。例えば、文科省のSPEEDIの結果を被災地の人々に知らせずに米軍にいち早く知らせたこと、「直ちに健康に影響はありません」と発表して放射能汚染の危険を知らせなかったこと、年間20mSvなる被曝労働者にも許容されない基準を現地の子どもや妊産婦にまで結果的に適用したこと、自主避難した人びとを含め原発事故被災者に十分な補償をしていないこと、などなどその原因は沢山あります。
 

一方、福島原発事故の原因究明も未だに進まず、
先の1月18日には利益相反の疑いのある委員を擁護して市民の傍らでの傍聴を許さないでストレステスト評価会議を開催しようとして国内で笑い物になる始末です。
再稼動を決定するプロセスもあいまいで、そもそも福島原発事故を起こした原子力安全委員会や原子力安全・保安院に再稼動させる資格はありません。
 
IAEAは日本政府の原発再稼働に手を貸さないでください。

 そもそも、IAEAは1953年、アメリカ合衆国大統領のアイゼンハワーによる国際連合総会演説「平和のための核」を契機に1957年に創立されたそうですね。原子力の平和利用をどんどん広げることですね。
 「原子力の平和利用」を広げる組織、すなわち原発を推進する組織に、私たちの命にかかわる「評価」をしてほしくありません。また、今後ますます大規模地震が予想されるのに、地震の心配がない国から「評価」されても信頼できません。勝手な「評価」をしないでいただきたい。


首都圏に直下型地震、4年以内に70% 東大地震研
(http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201201230641.html 朝日新聞)



(福島事故緊急会議MLより転載)         

 東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。本当に緊急の思いつきでしたが、1月26日(木)にIAEAの「やらせミッション」に抗議するアクションを行いました。呼びかけは「福島原発事故緊急会議」。まずはIAEA東京地域事務所に申入書を提出に。12時に7人が飯田橋駅に集まり、九段下方面に5分ほど歩いたところにある精文館ビルに到着。ビル前でロイターTVと共同通信の記者が待ち構えて、登場した私たちを撮影、その後も同行して、インタビューも行ってくれました。

 【当日の呼びかけ】
 http://2011shinsai.info/node/1604

<事務所は、けんもほろろの対応>
 IAEA東京事務所はビルの8、9、10階に入っており、受付は9階でした。小さなエレベーターに分乗して9階に上がると、狭いフロアーの左に事務所ドアがあり、黒光りする立派なレリーフ状の看板が付いていました。
 ブザーを鳴らすと女性の声で返事があり、ドアが開いたものの、メディアのカメラを見てすぐにドアを閉めてしまいました。「カメラは困る。事前に聞いていない。人数は一人だけに。申入書の受け取りにだけ応じる」とドアフォンでの会話。要請の趣旨をていねいに伝えても、かたくなな対応に終始。
 メディアの方も「手渡す側だけでも撮らせてほしい」と直接要請されましたが、姿勢は変わらず。結局、アポイントを取った仲間以外は順次1階に下りることに。
 残ったのが1人になったところでドアが開き、やっと申入書を手渡すことが出来ました。奥には責任者と思われる男性の姿が見えたそうです。「事務局長やレビューミッションに渡せるかどうかは分からない」と言いつつの渋々の受け取りでした。
 慣れていないのかもしれませんが、ひどく過剰な警戒、狼狽ぶりでした。どうして堂々と市民からの要請を受けることが出来ないのでしょうか。IAEAという組織の体質の一端が表れたのかもしれません。

           【IAEAへの申入書】

        日本政府の原発再稼働に手を貸さないで
        IAEAは勝手な「評価」をしないで

 http://2011shinsai.info/node/1609

<底冷えの中、保安院に抗議の声>

 午後の政府交渉(六ヶ所再処理試験の再開問題、再稼働問題)に参加した後、午後5時30分から経産省別館(保安院)前で、経産省・保安院に対する抗議アクションを開始。参加者は約40人。昼のIAEAアクションの報告に始まり、東電前アクション、グリーンピース・ジャパン、アイリーン・美緒子・スミスさん(グリーン・アクション)などからの発言、冷え込みにも抗するシュプレヒコールやショートコールなどで経産省に抗議の声をぶつけました。
 ちなみに、経産省・保安院への要請書は、夕方の受け取りを経産省に拒否されたため、午後の政府交渉に出席していた保安院の担当者に手渡しました。


          【経産省・保安院への要請書】
 IAEAによる「やらせ」ミッションを中止し、ストレステストによる
 再稼働プロセスを白紙に戻してください
 
http://2011shinsai.info/node/1608

<IAEAに声を届けよう!>

 IAEAの調査団は、最終日の1月31日(月)に報告書を経産省に手渡し、「助言」を行い、記者会見等も行うようです。日本政府が編み出した「冷温停止状態」なる詐欺的概念に承認を与えたIAEAは、今度は再稼働への儀式に過ぎないストレステストにお墨付きを与えることは必至です。福島にIAEA事務所を設置するとの発表もなされました。
 今後もIAEAと日本政府の危険な結託に抗議の意思表示を続けていきたいと思います。飯田橋にIAEA東京事務所があることも今回、初めて知りました。ぜひIAEAに声を届けていきましょう。まずは市民からの要請に慣れてもらい、誤ったその姿勢を糾してもらわなければいけません。

<国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所>
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-5-9 精文館ビル9F
Tel:03-3234-7186/Fax:03-3234-7214
http://www.iaea.org (本部/英語)


  [転送・転載歓迎]

柏崎刈羽原発5号機 2ヶ月弱も早く停止した「真相」

柏崎刈羽原発5号機 2ヶ月弱も早く停止した「真相」

最重要な制御棒駆動機構のトラブル停止

 東電は1月25日に突然「柏崎刈羽原子力発電所5号機の定期検査開始について」というプレスリリースを出し、5号機を止めると発表した。そして25日運転を停止した。
 
あれ?と思った。なぜならば、前回定検終了は2010年2月18日であり、本来ならば13ヶ月運転、すなわち3月17日まで動かせるはずだから。一月以上も早い停止は、何かあったに違いないと思った。

 調べてみたらすぐに分かった。なんと、制御棒駆動機構のトラブルだった。
 
1月20日のプレスリリースに「5号機 定例の動作確認試験における制御棒1本の動作不良について」という記事がある。週に一度の制御棒全185本の駆動試験中に制御棒の1本が15センチ(1ノッチ)挿入しようとしたところ168センチ(11ノッチ)入ってしまった。

つまり制御不能になった。

 そこで、この制御棒を全挿入した状態で固定したが、そのため出力が低下し、出力103万キロワットの原発になっている。このままでは安定的に運転できそうも無いため停止することにして、25日にプレス発表をしたのだろう。
 


この種の制御棒駆動系のトラブルは、原子炉臨界事故を起こす原因にもなっている。根本的な解決はできず、駆動試験の際に見つかると、一杯まで挿入してロックするほかには対策は無い。制御棒は原子炉停止の最重要装置であり、それが185本の中の1本であったとしても、放置したままの運転など到底許されることでは無い。




 電力供給に支障があるのか-全くない

 東電は冬ピークを約5400万キロワット程度としているようだ。その内訳では、原発が柏崎刈羽の5、6号機で250万キロワットを見込んでいた。3月17日頃まで5号機が動いていれば、おおむね冬ピークは終わるだろうから、その後に定期検査入りをしても何ら支障は無いはずだった。しかし、まだこれからピークが来る可能性がある時期に止めたということは、このトラブルがそれだけ深刻だからだ。ちなみにこれまでの冬ピークは1月20日の午後5時台で、4966万キロワットだった。
 このため、供給体制に修正が必要になった。おそらくはJパワーの磯子火力(石炭)だ。昨年11月に爆発炎上し休止していたが23日までに系統復帰し、2基合計で120万キロワットを供給できることになった。収支はぴったり合う。
 
さて、ドタバタ東電の原発はついに最後の一機、柏崎刈羽原発6号機のみ。
これが止まるのは予想では4月8日。

この時期は電力需要としては最低に下がる時期だ。

他の火力も休止点検に入るだろう。ますます停電の心配など無い。

ところがこの4月から大幅な電力値上げを東電は予定しているという。

2012年1月27日金曜日

◇APF NEWS 誰も伝えなかった東日本大震災 真実の記録(写真展)

◇APF NEWS 誰も伝えなかった東日本大震災 真実の記録(写真展)

 「2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所
 事故。やがて1年を迎えようとする現在、この大惨事が人々の記憶から徐々
 に風化し過去の記憶とされようとしています。しかし、福島第一原子力発電
 所事故はいまだ終息のメドすらたたず、現在も放射能をまき散らし続けてい
 ます。
  この写真・映像展は震災直後から現在まで70日以上にわたり現地入りし
 ているAPFスタッフが記録した被災地の姿です。」

 日 時 1月27日(金)~30日(月)10時から18時
     ただし 27日は14時から。 30日は16時まで
 場 所 エコギャラリー新宿 1階ギャラリー展示ホールA
     新宿区西新宿2-11-4(新宿中央公園内)
     新宿西口より徒歩15分 
     *大江戸線「都庁前」駅A5出口より徒歩5分
     *丸ノ内線「西新宿」駅2番出口より徒歩10分
 入場無料
 ※映像・写真展と同時にエコギャラリー2階研修室で「希望の牧場プロジェ
  クト」や「福島原発20キロ圏内犬・猫救出プロジェクト」 などについ
  てのイベントも行います。参加費無料。
  詳しくはネットメディアと主権在民を考える会
 (http://www.netshuken.info/)
  問い合わせ nmd.sucs2011@gmail.com

2012年1月25日水曜日

インチキストレステストの評価 インチキ傍聴会(動画)

インチキストレステストの評価 インチキ傍聴会(動画)


ストレステスト審査?市民を締め出して強行
http://youtu.be/jIRqDsHJ3OY

いま定期検査で止まっている原発は、私たち反原発運動の高まりのなかで再稼働できていません。それを何とか再稼働しようとする一つ目の扉をこじ開けようとしているのです。原発推進者たちは野田政権になってがっちりスクラムを組み直し攻勢を強化してきています。再稼働は絶対に阻止しなければ彼らはもっともっと攻撃してきます。


 皆で知恵を出し合い、力を合わせ『再稼働 絶対阻止!』で頑張りましょう.最低限実現しなければならない課題だと思います。
 

テレビの報道では「乱入した」とか、最初に部屋に入った杉原さんの抗議の場面ばかりが流され、あたかも力づくで押し入ったかの様な印象を与えていましたが、実際は報道や委員たちに続いて入っただけです。その後の抗議も何ら混乱なくそれぞれが意見を訴えました。

最後まで部屋に残られた後藤正志さんは「今日びっくりしたのは、大飯3,4号機をこの場で安全だと決めつけようとしたこと。問いかけたことについて答えが全部出ているわけではない。再質問も出しているのに、その答えも出ていないのに評価済みとしようとしている。詭弁以外の何物でもない。原発の潜在的な危険性も 、その他の危険性についても何も答えていない」と怒って発言されました。

 そして福島から来た女性が 「福島原発はまだ収束していません。毎日モクモクと煙をあげています。私たちは毎日被曝させられているんです。この状況を知らないはずはありません。皆さんはどう思っているのですか?答えてください」 と悲痛な声で訴えました。委員たちの誰も一言も声を発しません。
 彼女は毎日の放射能との戦いの生活、矢も盾もたまらず駆けつけたものの会議の場所がわからず捜してとても疲れたと、見るからに疲労困憊していまた。近所の4歳の子が 「おばちゃん、僕が大人になったら○○マンになって放射能をやっつけるからね」と言ってくれます とも。
「誰か答えてください。岡本さん、答えてください。」再三の問いかけにも委員達は鉄仮面のように無表情を貫くばかりです。



当日の様子
(福島原発事故緊急会議 木村雅夫)

会議開始前だがほとんどの参加者が席についている中、私たちは傍らで傍聴させるように要請した。保安院は前回に議事進行の邪魔になったから傍聴室を別室にしたという、不規則発言で議事進行を遅らせたことはほとんどないのに。
おまけに、原子力産業から寄付を受けていた委員の利益相反行為についての指摘にも答えない。
委員と保安院とメディアの前で私たちは順次リレートークを開始、寄付金受取委員には厳しく解任をせまった。山本太郎さんもちゃんとした傍聴を強く要請。
おもな要求は①三菱重工から献金を受けた岡本幸司(東大教授)、山口 彰 (大阪大教授)、阿部豊(筑波大教授)三名の退任。②傍聴を同室で認めること。です。

保安院の担当が焦って動き出した。委員を別室に連れて行き、今後の対応を考えるという。私たちは引き続きリレートークを続けた。警察が呼ばれたが、沢山のメディアのテレビカメラが見張っており、別室の傍聴席にも150名程の人が居て、簡単には我々を排除できない。

結局会議終了予定の19時15分ごろに保安院が結論を持ってきた。国際会議場(本館17階)で傍聴者無しでやる、これは就任時に情報公開を強く指示したはずの枝野大臣の判断だという。保安院に強く抗議したが決定を覆すことはできず、井野・後藤委員は、傍聴者を排除した状態で会に参加できないと記者会見した。

彼らは井野委員、後藤委員と我々を排除して別室で会議を開催し、大飯原発2基についてテスト妥当の評価を出した。







2012年1月24日火曜日

杉並区議会選出監査委員が東電の社員

杉並区議会選出監査委員が東電の社員(お客様係り)

            反原発自治体議員連盟・杉並区議員 けしば 誠一

 杉並で区議会選出監査委員が東電の現職社員である事が判明しマスコミで大きく報道されたことで、議会が問われているため、速報を書きました。以下掲載願います。

 1月20日付け東京新聞は、民主党の安斎明議員が、東京電力の社員を兼務しつつ監査委員を務めていることを取材でつかみ、「こちら特報部」の特集記事で明らかにしました。(下部参照)
 ジャーナリストの三宅さんが東電杉並支社に問い合わせたところ、「お客さま係」に在席していることも判明しました。安斎議員は今年6月の第2回定例会で、議長・副議長などの人事議案と同時に、区長から監査委員として提案され、自民・公明・民主など与党の賛成多数で監査委員に選任されました。


 無所属区民派は、高額報酬の議長・副議長・監査委員などの人事が与党会派のたらい回しにされ、行政との馴れ合いの温床になることで反対してきました。
 公職選挙法上は、公務員以外は、議員と会社員との兼業は認められており、安斎議員は、取材に「何が問題なのだと」答えています。しかし私たち同僚議員は、安斎議員が元東電社員であると思い、今も現職として給与を得ているとは思いもよりませんででした。そうであれば監査委員を引き受けるなどあってはならないことです。東電グラウンド買収や、区の年間9億円を超す電力使用が、随意契約で東電からのみ購入されている事が、議会で追及され監査でも問われている矢先のことでした。
 

賛成した会派は、安斎議員が東電社員であることを知っていたとすれば悪質な同罪です。知らずに人事に賛成したのなら、経歴を隠していた当人には監査の辞任を求め、監査委員を改めて選びなおすべきです。
 

杉並区議会に自浄能力があるか、議会改革が本物かどうか問われています。






杉並区・東電所有地購入構想
区議の社員が監査委員に 利益相反の恐れ
(東京新聞1月20日付け「こちら特報部」より抜粋)

 東京都杉並区の安斉昭区議(42)が、東京電力の社員を兼務しつつ、議員活動を続けていることが「こちら特報部」の取材で分かった。区内には東電の厚生施設があり、区が購入する方向で協議している。同区議は区の監査委員も努めており、「利益相反」の可能性を指摘する声も出ている。


公職選挙法では、公務員を除き、職業を理由にして選挙の立候補を禁じた規定はなく、会社員と議員の兼業は可能だ。
 
だが、区議として手厚い待遇を税金で受ける一方(ボーナスを含め、年収は一千万円を超える)、公的資金の注入を受け、被災民には十分な保証を果たしていない東電からも仮に給与を得ているとすれば、そこに釈然としない思いを抱く人は少なくないはずだ。(略)ちなみに監査委員の報酬として、別に月額約15万円が支給されている。
 
東電は既に福島原発事故の被災者の保障に充てるため、杉並区にある厚生施設「東京電力総合グランド」(約4万8百平方メートル)を同区に売却することを決定。売却価格は約200億円とみられ、区も前向きに購入計画を協議している。

社員として忠実であろうとすれば、高値売却が必然。区議としてなら、値下げを追及すべきだ。安斉氏がそうした矛盾した立場に立たされていることは間
違いない。この土地取引を公平な立場で審査できるのか。

2012年1月19日木曜日

全体の9割の原発が停止しています。

全体の9割の原発が停止しています。

たった5基、505万kWです。

今月中に柏崎刈羽5号と島根2号が止まり、3基、314万kWのみになります。
日本の原発の94%が停止します。計算上は原発が無くても電気は大丈夫だとわかっていましたが、もうすぐ誰もが実感します。

既に東北電力、中部電力、北陸電力、九州電力、日本原子力発電で全ての原発が停止しており,


14日(土)未明、四国電力伊方原発2号機が停止しました。

四国電力も全機停止です。



残りは北海道電力泊3号、東京電力柏崎刈羽5号、6号、関西電力高浜3号、中国電力島根2号の計5基となっています。



 

 止まっているといっても原発行政は依然として推進基調です。廃止が決定すまで声を上げ続けなければなりません。当面止まっている原発の「再稼働」の問題です。14日の報道によれば原子力安全保安院は関西電力高浜原発のストレステストの結果を「妥当」と判断したようです。

 「妥当」とは何を意味するのでしょうか。安全性を軽視し原発を稼働するためには妥当でしょう。地震大国日本で原発を稼働するための妥当性ではなさそうです。福島第一原発事故の究明どころか、収束すらおぼつかない中での原発稼働は無責任です。現在動いている原発も速やかに止めるべきです。




 中東情勢を考えると、米国によるイラン制裁関連でイランからの石油の輸入が途絶えるかもしれません。そのことで政府等は石油不足・石油危機を表看板にして再稼働の宣伝をするかもしれません。しかしイランからの輸入は限定的ですし、第一次石油危機の時でさえ量では無く価格の問題でした。また、石油の輸入が実際に滞るならば、産業に影響が出て必要電力も減るために大勢に影響はないハズです。

 とは言え、イメージは大事です。
エネルギー安全保障という点で、国産石炭や天然ガスの安定確保を広げることで原子力推進勢力を減らすことが出来るでしょう。再生可能エネルギー推進のエネルギーにすることもできるかもしれません。

 原発がすべて止まったままでいるように頑張りましょう。

2012年1月17日火曜日

避難先着々?インドに「日本品質の街」輸出

避難先着々?インドに「日本品質の街」輸出インドに「日本品質の街」輸出.... 大規都市開発

日本政府は、官民一体のインフラ(社会基盤)輸出として、インド南部のチェンナイ近郊で、
大規模な都市開発を行う方針だ。

中小企業向けの工業団地と、日本人好みのショッピングセンターや病院なども併設した
5万人が生活できる街をまるごと「輸出」する。

政府の新成長戦略に基づくインフラ輸出で、都市開発事業が具体化するのは初めて。
枝野経済産業相が10日、チェンナイを訪問し、州政府に支援要請する。

みずほコーポレート銀行とプラント大手の日揮が現地開発会社に計40億円を出資する計画だ。
工業団地は2・3平方キロ・メートルで今夏から販売を始め、2013年に進出工場の稼働を
予定している。

併設される居住地区は2平方キロ・メートルで、インド洋を望む高級マンション群が中心の
「リゾート都市」を13年以降、順次開発する。日系の ショッピングセンターやゴルフ場、
日本人医師が常駐する病院なども整備する計画だ。日本人駐在員が家族で暮らせる
高品質な街づくりを目指す。   
(2012年1月5日14時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120105-OYT1T00638.htm

すなわち、政府は「1%」にすら大きく満たないごく少数の特権階級のみの避難と移住を可能にし、日

本国内では原発を稼動させ、放射能で死ぬ日までTPPや消費税増税などで搾り取るだけ搾り取る

、という「地獄」に庶民を放り込もうとしているということです。

いま「殺されてたまるか!」と叫ばなければ、自分と自分の愛するものの命を守ることはできません。

2012年1月13日金曜日

東電だけでどれだけ被曝労働者を出す積りか?

東電だけでどれだけ被曝労働者を出す積りか?
   


 今回の福島第一原発事故では、現場の作業員の数が非常に不足しています。
福島第二原発の作業員と柏崎刈羽原発の作業員を全て福島第一に動員したところで人員が足りる筈もありません。自転車操業的に全国から作業員をかき集めている状況です。半ば騙し同然で、福島第一原発の事故現場に連れられて行か
れた作業員も沢山います。
 

そして、マスコミなどのインタビューを受けたりして作業現場の事を口外しない事、後から病気になっても損害賠償は請求しない・・・などの一筆を書かされて作業に入っています。事故の一応の収束がつくまでのこれからの何十年もの間、被曝しながら労働する作業員の数は慢性的、絶対的に不足するでしょう。
 

それだけでも非常に深刻な問題であるのに、さらに東電が柏崎刈羽原発で被曝労働者になる作業員を確保するなんて事は許されざる暴挙です。
 
実際にこれだけの大きな「人災」を起こしてしまったのです。さらにこれまでの数々の事故隠蔽の実績、被曝労働や労働者不足の深刻さを考慮すれば、東電は、原発を稼動させる権限など全くない筈です。東電は不用な柏崎刈谷原発を安全に運転する対策などをこれからする余裕などある筈が御座いません。柏崎刈羽原発は直ちに止めて、福島第一原発の廃炉を安全に推し進める方に全力を尽くすべきです。
 

柏崎刈羽は、即時停止して廃炉が当然ですが、どんなに遅くとも、2012年の春に稼働している2つの原子炉が、両方定期点検に入った時点で、二度と再稼動させてはなりません。東電は今回、償い切れ無い事故を起こしてしまったのですから、何も言う資格はない筈です。
 
「次」は無い東電には原発を再稼動させる権限は絶対にないのです。国民もこの事を声を大にして訴え続けるべきです。
 

今まで電力会社のリーダー的存在であった東電が、率先して原発を撤廃して、それに習って他の電力会社も定期点検に入った原子炉から順次廃炉を決めて全炉廃炉にする・・・それが、今回の原発事故を起こした電力会社の最低限の義務でしょう。(勿論その前に停止せずに原発が大事故を起こしたら、東電の役員も経済産業省の役人も全員切腹ものでしょう。)
 

柏崎刈羽原発の定期検査―再稼働は、被曝労働者を激増させる。全炉廃炉にすべき。

東電は当然、率先して全炉廃炉にすべきです。東電にはそれ以外の選択肢を挙げる権利は無い筈です。



 稼働40年の原子炉を廃炉にするという。もともとは30年と言っていなかったか。
 
原子炉の工学的な寿命として圧力容器が脆くなる現象がある。鋼鉄は温度がある温度より低くなると脆くなる(脆性遷移温度と呼ばれている)。昔、船舶が冬の海で簡単にこわれて沈没した事例がたくさんある。それで研究が進んだ。
 
原発のボイラーである圧力容器も例外では無く、温度が低いほど脆く壊れやすくなる。作った当初は脆性遷移温度は氷点下なのだが、運転しているとだんだん高くなってくる。
 原子炉にはこの変化を知るために試験片が入れられていて定期的に取り出して脆性遷移温度も調べられているが、玄海一号などは摂氏98度となっている。
こうなると非常事に液体の水を入れると、脆性破壊を起こしそうである。
 そのような危険な原発をまだ動かそうとしているのが現在の原発業界であり、正気を疑う。即刻停止がふさわしい。政府は運転延長を「例外」とするようだが、圧力容器用の試験片1つとっても初期の予定を超えると試験片も足りなくなるので試験片の再利用などという
無茶な話も出てくる。そのような精神で原発事故など防げるはずもない。
 

最低限、初期予定よりは短期に廃止でなければ話にならないのだ。



元 作業員 さんの 証言
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65705048.html